息子と娘、合わせて、六年にわたりお世話になった星の光幼稚園とお別れして半月が過ぎましたが、いまだにさみしい気持ちでいっぱいです。私が、星の光幼稚園を選んだ理由であり、また、在園期間を経て改めて魅力を感じた点を三つお伝えさせてください。

第一に、どろんこ遊びから英才教育まで幅広く学べること、次に子どもたちが自分のペースで自ら考え、取り組む力を育ててくださるということ、そして、そういった教育方針を先生方皆様でしっかりと共有されていたことです。
教育面では、ＳＩあそびやピラミーデに興味はあったものの、五十分という大人にも長い時間、取り組めるだろうかと不安でした。
親の方が緊張しながら向かった参観でしたが、しっかりと座って夢中で考え、終了の合図を聞き「もう終わり？もっとやりたい」と言っている姿には本当に驚きました。

精神面でも、いつも寄り添い、背中を押していただきました。
幼稚園大好きな三人の子どもたちでしたが、長男が一度だけ「行きたくない」と言った日がありました。前日にお友達とけんかをしてしまい、仲直りはできたものの不安だったようで幼稚園バスが近付いてくるのを見て逃げてしまいました。
私が説得するも聞かず困っていたところ、普段から息子を気にかけてくれていたバスの運転手の先生が、バスから降りて、息子と二人きりで話をしてくださいました。
先生と手をつないでバスに乗っていく姿を見て、私の知らない間に、築かれた先生方との強い絆を感じ嬉しく思うと同時にこの幼稚園になら安心して任せられると改めて感じました。

愛をもって接してくださる先生方と過ごした幼稚園生活で自然と自信をつけ、何事にも前向きに取り組む土台を作っていただきました。現在四年生、三年生になった長男長女はクラスで一番成績も良く、学年の代表として活動していることに親の私が驚いており、幼い頃から自主性を育ててくださった星の光幼稚園のおかげだと思っております。
子どもたちを大切に育ててくださった園長先生はじめ諸先生方には心から感謝しております。
これからも皆様お元気でますますご活躍されますよう、お祈り申し上げます。
本当にありがとうございました。

令和4年4月15日
(学校関係者評価委員 園児保護者代表 令和三年度卒園児保護者 Ｔ)